エミシの村に住む少年アシタカは、村を襲ったタタリ神と呼ばれる化け物を退治して、右腕に死の呪いを受けてしまう。タタリ神の正体は、何者かに鉄のつぶてを撃ち込まれたイノシシだった。人を憎んでタタリ神になったのだ。アシタカは呪いを絶つため、髪を落とし村を去ってはるか西に向けて旅立つ。
スタジオジブリが制作し、1997年7月に公開されたアニメーション映画。キャッチコピーは「生きろ」
アシタカ
わたしは自分でここへ来た。自分の足でここを出て行く。
生きろ!そなたは美しい
みすみす死ぬな。退くも勇気だ!
まだ終わらない。わたし達が生きているのだから!
お前にサンが救えるか!!!?/分からん。…だが共に生きることは出来る!! (モロ・アシタカ)
これ以上、憎しみに身を委ねるな!
ジコ坊
やんごとなき方々の考えはワシにはわからん
人はいずれ死ぬ。遅いか早いかだけだ。
人界は怨みをのんで死んだ亡者でひしめいとる。祟りというなら…この世は祟りそのもの…
いやぁ…参った参った。馬鹿には勝てん。
天土(あまつち)の間にある、全ての物を欲するは人の業というものだ。
ヒィ様
その地におもむきくもりない眼で物事を見定めるならあるいはその呪いを断つ道が見つかるかもしれぬ
そなたには自分の運命を見すえる覚悟があるかい
誰にも運命は変えられない。だが、ただ待つか自ら赴く(おもむく)かは決められる。
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