ダイの大冒険

モンスターが平和に暮らす怪物の島「デルムリン島」で、勇者に憧れる、唯一モンスターでない少年ダイが、心優しい鬼面道士のブラスに育てられながら、ゴールデンメタルスライムのゴメちゃんを始めとする友達のモンスター達と共に暮らしていた。

1989年から1996年まで週刊少年ジャンプにて連載。単行本は全37巻。

ダイ

おれが勇者だっていうならみんなが勇者だよ

………おれが…本当にくじけそうな時…  本当にあきらめてしまいそうな時……
いつも最後のひと押しをしてくれた奴… おれを立ち上がらせてくれた奴…
最高の友達… ポップ…!!
君に出会えて… 良かった!!!!

…たとえ世界中の人があきらめたって…
…おれはあきらめないっ…!!
絶対にあきらめないぞっ!!!

いまこそ目覚めろ!! おれの中の竜よ!!! すべてをこめて…あいつを倒す!!!

あいつを見てると なんだか人間だとかそうじゃないとかなんて悩んでた自分がすごくちっぽけに思えてくるよ…

これが正義かっ!!?
より強い力でぶちのめされればおまえは満足なのかッ!!?
こんなものがっ…!!! こんなものが正義であってたまるかっ!!!!

駄目だ… にげちゃダメだ…
一度…敵に後ろを見せて逃げちゃ…二度と戦えなくなっちゃう…!!

そりゃ多少は腹が立ったけど別にどうでもいいじゃんか誰が勇者かなんて
強い仲間なら何人いたっていいし
そのうち勇者は一人だけっていうきまりがあるわけでもないし
2人いたって3人いたって… 100人いたっていいんだからさ!!

今おれが一番願うこと…
心をひとつに…
世界中の人々の心をひとつにできたら…!!

……人間が… たまにそういうひどい事をするのなんて…百も承知だ
おまえの言う事もうそじゃないと思う …でもいいんだ!
それでもおれはみんなが… …人間たちが好きだっ!!!
おれを育ててくれたこの地上の生き物すべてが好きだっ!!!
……もし本当におまえの言う通りなら… 地上の人々すべてがそれを望むのなら…
おれはっ… おれはっ…!
…おまえを倒して…! この地上を去る…!!

………さよなら…!
…さよなら… みんな…!!
…この一撃でおれは太陽になる……!
太陽になってみんなを天空から照らすよ…!!!
さよなら…! みんなっ!!

でも…この挑戦を受けなきゃ…なんだか男でいられないような気がするんだ!!!

こいつがスキを作ると言ったんだから 絶対にスキはできる!!
それを信じておれは全力を高めておくだけだ!!

別にゴメちゃんの正体が何だって関係ないよな。
…おれたちみんなの…友達だもん

ポップ

…アバン先生!
先生の5分の1… いや10分の1でいい…!
おれに勇気を与えてくださいっ…!!!

男の戦いには… 勝ち負けより大事なものがあるんだ

…いいなあ 普段はいがみあっていても
心の中では何か強いもので結ばれている… 
家族というやつはいいもんだ…

…いや 違うね…!
…おれは…賢者じゃねえ…!!
…そう!! おれを呼ぶなら大魔道士とでも呼んでくれっ

へへへっ、死ぬ気になりゃあなんとかなるもんだな!

仲間を見捨てて自分だけぬくぬくと生きてるなんて…死ぬよりカッコ悪りィやって…
そう思っただけさ…

……とりあえず ゆっくり泣いてもいいぜ…
…つき合ってやるよ 月夜の散歩もたまにゃいいもんだ…

…よしてくれよ… おれはれっきとした人間だぜ… 臆病で弱っちい… ただの人間さ……

あんたらみてえな雲の上の連中に比べたらおれたち人間の一生なんてどのみち一瞬だろう!?
だからこそ結果が見えてたってもがきぬいてやる!! 一生懸命に生き抜いてやる!
残りの人生が50年だって5分だって同じ事だっ!!
一瞬…!! だけど… 閃光のように…!! まぶしく燃えて生き抜いてやる!!
それがおれたち人間の生き方だっ!!
よっく目に刻んどけよッ!!! このバッカヤローーッ!!

マァム

い…生命にゴミ同然のもんなんて…一つもない!
たとえどんな生物でも…!!
それがわからないとしたら… あんたこそ本当のゴミよっ!!!

真似なんかしないで…自分らしい所を見せなさい!!

本当に人が異性を愛する気持ちって とっても激しく強いものなのね。
私にあれができるだろうかって…そう思ってしまった…

ただ彼のあの悲しそうな目を見てたら
なにか力になってあげたい…
そばにいてあげたい…そんな気になったの

ヒュンケル

たとえ敵でも女は殺すな

勝者に敗者の生命を奪う権利などというものが あるなら…
オレは おまえから生命ではなく… 死を奪う…
それになによりも…!
おまえの生命はもう おまえ一人のものではない

この鎖は誰にも切れん…
オレたちアバンの使徒の絆の証だからな。

…オレは気づいた。いや、仲間たちが気づかせてくれたんだ。
人間の世界もまだまだ捨てたもんじゃないってことをな。

…いくらでも来いっ!!! 今日のオレは疲れを知らん…!!

オレは人を幸福になどできん。不幸にしかできないんだ。
だからせめてこの世の悪党どもを不幸にしてやろう、
そう思っておまえたちの仲間になっただけの話…。

…今にも燃えつきそうなオレの生命だが……
人形ごときにとらせてやるほど安くはないっ…!!

アバンの弟子すべてが正義を愛する者ではないということよ・・・
中には暴力を愛しその身を 魔道に染めた者もいる 正義の非力さに失望してな・・・!!

情けや愛の心で敵に敗れるのならば…
オレにはむしろ誇らしい…!!

…戦ってきた…! …戦い抜いてきた……!!
この体に受ける痛みだけが オレの過去を忘れさせてくれると思って…!!
この流れ落ちる血と汗だけがオレの犯した罪を洗い流してくれると信じて……!!

たとえどんな償いをしようともこのオレが不死騎団によってこの国を滅ぼしたという事実はぬぐいようがない。
その罰だけはうけなければならん。幸いにも一度生命を拾い、ダイたちの力になることができた。もはや思い残すことはない。
レオナ姫、あなたの手でオレをさばいてくれ。
この場で切り捨てられてもオレはかまわん

レオナ

ヒュンケル、望み通りこのパプニカの王女レオナが判決を下します。
あなたには残された人生のすべてをアバンの使徒として生きることを命じます!友情と正義と愛のために己の生命をかけて戦いなさい。
そしてむやみに自分を卑下したり、過去にとらわれて歩みをとめたりすることを禁じます!
以上!いかがかしら?

いくら大事なものでも争いの種になるならいらないわ。

みんなあたしたちが向こうして身を隠し反撃の準備を整えているのは、魔王軍の悪事をくじくためなのよ。それなのにあたしたち自身が自分の欲のために他人を傷つけたりしてどうするの?それじゃ魔王軍と変わらないじゃない。魔物と同じ道を歩むぐらいなら、人間として飢えて死にましょう!!

国とは土地や建物のことではありません。人間が生きていればそこが国です!!

これでもあたしを生かしておけるものなら勝手にしなさいよ!!
でも お望み通り終生言いふらしてやるからっ!!!
このあたしは天下の大魔王バーンに傷を負わせた世界最強の女の子よってね!!

みんなあたしたちが向こうして身を隠し反撃の準備を整えているのは、魔王軍の悪事をくじくためなのよ。それなのにあたしたち自身が自分の欲のために他人を傷つけたりしてどうするの?それじゃ魔王軍と変わらないじゃない。魔物と同じ道を歩むぐらいなら、人間として飢えて死にましょう!!

急展開ね。燃えるわ!

アバン

困りますよ。ポップ。勝手に”あの世”なんかに行かれちゃ。そんな所へ行っても私はいません!

そいつらを倒したのはきっと私の一番弟子でしょうっ!

負けるときは力のすべてを出しつくして思いっきり負けなさい 
そうしないと絶対に今より強い自分にはなれませんよ!!

そうですね。力がないのも困りますが、力だけがすべてではない。
知恵や心も強さの一つなのですから。

勝てない相手だからこそ・・・ 命をかける必要があるのです
それにね ポップ・・・ やっぱり修行で得た力というのは他人ひとのために使うものだと私は思います

敵の本拠地に乗り込む時に気をつけなければいけないのは
立ちはだかる敵を倒す事より むしろ後続の追いうちを断つ事…!!
前方の敵と戦い消耗した時に 後ろからはさみうちに会うのが最も危険なのです…!!

戦火の中で生まれた子供こそ平和に生きるべきだと私は思います。
優しい名前をつけてあげて下さいね。

愛や優しさだけでは必ずしも
ひとを守れない時もあるのです。
正義なき力が無力であるのと同時に
力なき正義もまた無力なのですよ。

傷つき迷える者たちへ。敗北とは傷つき倒れることではありません。
そうした時に自分を見失ったときを言うのです。心を強く持ちなさい。あせらずにじっくりと自分の使命と力量を考え直してみなさい。自分にできることはいくつもない。
一人一人がもてるすべての力を尽くす時、たとえ状況が絶望の淵であっても、必ずや勝利への光明が見えるでしょう!

マトリフ

おれは賢者じゃねえ!言葉面が気に入らねえんだよ。”賢き者”なんてエラソーでど~も肌にあわねえ。第一ドスが効いてねえじゃねえか!だからな。オレは誰が聞いてもおそれいっちまうようなカッコイイ肩書きを考えたのよ!世界に一人しかいねえ最強の呪文使いの名前!それが、大魔道士!

オレに”マトリフのしるし”というのがあったらとっくにくれてやっているところだ!!

バカ野郎。だましうちをくらったな。洞察力が足らねえ証拠だぜ。よく覚えとけ魔法使いってのはつねにパーティーで一番クールでなけりゃならねえんだ。全員がカッカしてるときでもただ一人、氷のように冷静に戦況を見てなきゃいけねえ。少なくともオレはアバンと組んでいた時にゃそうしてたぜ。

よお元気そうじゃねえか三流魔王!てめえが成仏しやがらねえおかげでいらぬ手間がふえたぜ。おまけにオレの数少ねえ友達を殺しやがって。あいつはいいヤツだったんだ。本当にな。それがオレの三分の一も生きられなかった。ロカ、アバン、いいやつはみんな死んでオレやおまえみてえな悪党だけが生き残っちまった。いやな世の中だよなぁ。特別サービスだ!オレがあの世に送ってやるからアバンにあやまってきな!

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