四月は君の嘘

かつて国内外の数々のピアノコンクールで優勝し、「ヒューマンメトロノーム」とも呼ばれた神童有馬公生は、自らの言葉により母の死のきっかけを作ったことで、ピアノの音が聞こえなくなるトラウマを患いピアノを弾けなくなってしまう。
それから3年後。14歳になった公生は幼なじみの澤部椿を通じ、同い年のヴァイオリニスト・宮園かをりと知り合う。かをりの圧倒的かつ個性的な演奏を聞き、母の死以来、モノトーンに見えていた公生の世界がカラフルに色付き始める。しかし、宮園かをりの伴奏者として共演したコンクールで、演奏後にかをりが倒れてしまう。

2011年から月刊少年マガジンで連載開始。

有馬公生

たくさんの人と、音を共有できた時、たくさんの人に、音が届いた時、心を重ねた時・・・
音楽は言葉を超えるのかもしれない。

知らなかった。音楽がこんなにもカラフルで、匂いがあって、音楽はこんなにも、血が沸るものだったんだ。

僕は―――たった1人でいいや 君だけでいいや―――

ピアノは嫌いだ。それでもしがみついているのは、きっと僕には何もないから。
ピアノを除けば、僕はからっぽで、不細工な余韻しか残らない。

忘れられるはずないよ だって 僕は君と同じ演奏家なんだ

あのコの言った通りだ 音楽は自由だ 君は自由なんだ

なんであんなに楽しそうに、演奏できるんだろう。

君の言うことやること全て、キラキラ輝いていて、僕はまぶしくて目をつぶってしまう・・・でも、憧れずにはいられない。

僕らはまだ、旅の途中にいる。

暴力上等 性格最低 印象最悪 ――――でも 彼女は美しい

楽譜は神じゃないよ。完璧でもない。人間が産み落としたとても感情的なものだ。

もう一度聴きたいけど聴きたくない もう一度会いたいけど会いたくない こういう感情を何て呼んだかな こういう気持ちを何て言ったかな

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