kiseiju

地球上の誰かがふと思った
『人間の数が半分になったら いくつの森が焼かれずにすむだろうか・・・・・・』
地球上の誰かがふと思った
『人間の数が100分の1になったら たれ流される毒も100分の1になるだろうか・・・・・・』
誰かが ふと思った
『生物(みんな)の未来を守らねば・・・・・・・・・・・・・』

ある日、空から多数の正体不明の生物「パラサイト」が飛来してきた。平凡な高校生である泉新一は、一匹のパラサイトの襲撃を受ける。間一髪で脳の乗っ取りは免れたものの、パラサイトは新一の右腕に寄生、同化してしまう。右手にちなんで「ミギー」と自ら名乗るパラサイトと人間の奇妙な共生生活の幕が開ける。

1988年から1995年まで月刊アフタヌーンで連載。

泉新一

なんだ…ほとんど可能性ゼロに近いじゃないか。
でもやらなけりゃ…確実な0ゼロだ!!

だから・・・・・ちょっと待てって言ってんだろ・・・・・・・・・!

朝になったってーのに!
この悪夢がさめてくんない・・・・・・・・・

おなじ人間が何人も殺されて…
その敵の正体もわかっているのに…
何もしないで見てろってのかよ!
戦うんだ!人間のために!

生き物はおもちゃじゃねえんだ!
みんな生きてるんだぜ!! おまえらと同じに!!

殺す! はやく!一秒でもはやく!
かあさん!かあさんいま!その化け物を切り離してやるからね!

あいつらはせまい意味じゃ「敵」だったけど
広い意味では「仲間」なんだよなァ
みんな地球(ここ)で生まれてきたんだろう?
そして何かに寄りそい生きた・・・・・・・

もう死んだんだよ・・死んだイヌはイヌじゃないイヌの形をした肉だ。

当たりめえだろ!
人の命ってのは尊いんだよ!

・・・・今気づいたけどおれたちって喜太郎とそのオヤジみたいだな
殺したくない・・・・・・。正直言って・・・・・・必死に生き抜こうとしている生き物を殺したくはない・・・・・・
そうだ・・・・・殺したくないんだよ!殺したくないって思う心が・・・・・・人間に残された最後の宝じゃないのか

この棒だって使えるだろうか
ただの棒とは限らない
この先に大きな部品でもついていたらどうする?
引き抜くこともできないじゃないか
ただの棒だとしても変に曲がっていたらだめだし
長すぎても短すぎてもだめだ
第一「後藤」のスピードにかなうか?
いまはそっぽを向いていても
こっちが起きあがればすぐに気づく
ヤツの体に触れる以前におれの体が
2つか3つに切り裂かれ・・・・・
いや起きあがるまえだ、それどころか
もう次の瞬間かもしれない

なんだ…ほとんど可能性ゼロに近いじゃないか。

でもやらなけりゃ…確実な0ゼロだ!!

広川 剛志

地球上の誰かがふと思ったのだ・・・生物(みんな)の未来を守らねばと。

環境保護も動物愛護もすべては人間を目安とした歪な物ばかりだ。なぜそれを認めようとせん!

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