Capeta

幼くして母を失い、父と2人で暮している少年、平勝平太(通称カペタ)。ある日、カペタの父は捨てられていた材料を使って手製のレーシングカートを造り、それをカペタに与えた。これが彼の運命を大きく変えることになる。カペタは仲間たちと「チーム・カペタ」を結成し、ジュニアカートに参戦。そこでライバルかつ目標となる源奈臣と出会う。

2003年から2013年まで月刊少年マガジンにて連載。

平 勝平太 (たいら かっぺいた)

オレはきっと「世界一速くなりたい」んじゃない
世界一クルマの運転を究めたいんだ

速くてもF1へ行けなかったドライバーは大勢いた
でも「ズバ抜けて」速くてF1に乗れなかった者は一人も ただの一人もいない

もしオレにこの先レースを続けられるだけの“何か”が
オレに“何か”があるんなら絶対このままでは終わらないはずだ
このレースきっと何かが起こるはず

そんなマシンで戦うなんてありえないって これまでに何度も言われました
でも オレの“レース勘”が 「あきらめるほどじゃないぞ」っていつも言ってたから
だからオレ 「もうやめよう」って思わないでここまで来れたんです

でもオレ思ってるんです
ウチのクルマ 一周のタイムアタックはともかく レースでは勝負できるって

え・・え ちょっとまってよ
オレ オレF1めざすの?

なんでだよこいつも―――――― あそこからがキモチいーのにっ!!
いちばんたのしーとこなんだぞ~~~~~っっ

ブレーキはいるだろ!オイ!!

今 上に何台いても オレ ドライブがたのしくてしょーがないんです
何回乗ってもわくわくが止まんない 堀さんがおっしゃるように オレの直感が「戦える」って言ってるんです!

よし やった~~~~できた!!!
フォーミュラってすげえ~~~~~こんなことカートじゃできね―――よ!!!

くっそ――――っ
たのし――よおぉ―――――っ フォーミュラ

オレ サルッキー売るなんて考えたこともねーよ
レースのために オレ そんな・・・・ 売るなんて レースのために・・
ぜ ぜったい売らないよ 売らないけど・・・・
あの もし もしですけど・・・・ 売ったとしたらいくらなんですか? 参考までに

いくらこんなところでおどしたって コース上じゃオレはぜったい引かね―― なぐりたきゃなぐれよっ

レースはコース上がすべてだ!!

ブレーキングは「頑張る」ものじゃない
マシンとコミュニケーションをとるためのツールだ

スポンサーリンク