NANA

東京に住む彼氏と同居するため上京する小松奈々、ミュージシャンとして成功するため上京する大崎ナナ、出身地は異なるが同い年の2人のNANAは新幹線の中で出会った。ひょんなことから奈々とナナは同居することとなる。

2000年7月より『Cookie』(集英社)にて連載開始。2005年にはナナ役の中島美嘉とハチ役の宮崎あおいが主演で映画化され、社会現象を起こす大ヒットとなった。

大崎ナナ

人生は七転び八起き。立ち上がり続けたら勝ちなんだよっ!

人の絆は結べるものじゃない繋ぐものなんだよ。

ただの通信手段の機械に人の絆の強さを試されたくなんかない

あたしはあんたに出会うまで、人間なんか大っ嫌いだったけど、誰一人信用なんか出来なかったけど、あんたに出会ってはじめて、世の中捨てたもんじゃねえって思ったんだ。

人は失ってはじめて気付くって言うけど、本当の意味で気付くのはいつも 再び向き合えた時な気がするな。

レンに抱かれる事だけがあたしの人生じゃねぇんだ!

毎晩毎晩会いたくねえ。夢なんかで会っても目が覚めた時寂しいだけ。

レンにはあたしより大切なものがある。ハチにもあたりより大切な人がいる。自分だって譲れない夢があるのに。どうしてあたしはそれがこんなに許せないんだよ。

もがけばもがく程沈んで行くなんて、人は虚しい生き物だよ。あたしは生まれ変わるなら魚がいい。狭い水槽の中でレンと2人だけで泳ぐの。

あの頃あたしには譲れない夢があって。おかげで沢山のものを手に入れ、かけがえのないものを失くした。だけどがむしゃらに生きたから、もう何も悔やんでなどいない。ただ、心残りはひとつだけ。ねえ、ハチ。あんた今、笑ってる?

ハチ公!何傍観してんだ!てめぇのケンカだろ!てめぇがやれ!戦わなきゃ負けだぞ!てめぇの男だろ!取り返せ!

あんたが誰とどんな人生を歩こうと、あんたが幸せであればそれでいい。心の底からそう思えるような出来た人間にはなれなくても、あんたの瞳に映るあたしは、強くしなやかでありたかった。出来すぎた漫画のヒーローみたいにね。

傷つかずに生きて行くことはたぶん不可能だけど、周りを傷つけずに生きて行く努力はしなければと思った。なんだか無性にそう思った。

愛する人に愛されるなんて、あたしは奇跡だ。

全てを犠牲にしてあたしを愛して欲しい。あたしが死んだら一緒に死んで欲しい。昂ぶると抑えのきかないあたしの望みは、いつかレンの全てを奪い尽くしそうで、怖いんだよ。

人の絆は結べるものじゃない繋ぐものなんだよ。

てめぇ客商売のくせにそんなデリカシーのない男でどーする!仕事はこなしゃいーってもんじゃねぇぞ、ロマンを持て!

あのさ、ハチ。自分の人生は自分次第だって、あたしは今もそう思ってる。だけど人は誰しもそんなに強くなれない事、認められるようになった分、あの頃より優しくなれたよ。

人は失ってはじめて気付くって言うけど、本当の意味で気付くのはいつも再び向き合えた時な気がするな

小松奈々 / 一ノ瀬奈々

シンデレラのガラスの靴は ぴったりなのにどうして途中で脱げたんだろうね。
王子様の気を引くためにわざとやったとしか思えないんだけど。

誰かを愛する事は どうしてこんなに難しいの?

100歩譲ってタクミに100人女がいたって構わない。あたしがそのなかの1番であえればいい。
1位の座をキープしてみせる。なにがなんでも。

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